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辛坊治郎メールマガジン第254号(1月22日発行)
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目次
1.今週の時事ネタ
2.ウクライナ裏紀行3
3.ハイパー駄洒落クリエーターN氏のダジャレ日記
4.近況
5.出演情報・著書のお知らせ
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1.今週の時事ネタ
さて、先週に引き続き表のメディアでは絶対に書けない少子化対策です。
フランスで劇的に少子化を止めた税制の話をします。それはズバリ「n分n乗
方式」です。「エヌぶんエヌじょう」と読みます。nは家族のメンバー数です。
例えば五人家族で妻が専業主婦、夫だけが働いていて年収一千万円なんて場合、
日本だと相当な所得税、住民税をふんだくられます。多分なんだかんだで300
万円くらいは持ってかれるでしょうね。学齢期の子供が三人いて年収700万
円は、そんなに楽じゃありません。しかし、日本の国家財政は、こういった中
間所得層が支えているんです。日本は世界の中で異様に課税最低限が高いんで
す。世界の場合、低所得の人でも、所得に応じてそれなりの直接税を負担して
いますが、日本の場合、一定以下の所得だと、消費税以外の税金は全く払って
いないっていう人が結構いるんです。私は、「国の形」として、如何なものか
と思いますよ。所得が低くても、例え100円でも直接税を払ってもらって、
国防、警察を始めしっかりと「俺の金でこの国は成り立ってるんだ」って、誇
りと自覚を納税を通じて国民に持ってもらうっていうのが必要だと思うんです
よね。ところが課税最低限度額が高いですから、日本の相当多くの人が、そん
な誇りを持てないでいるっていうのは国の形として間違ってるって思います。
税額なんか少なくてもいいんです。これは、誇りの問題なんです。
さて「n分n乗」ですが、家族の総所得を家族の数nでまず割ります。これが
「n分」ですね。さっきの例の場合五人家族で総所得1000万円ですから、
一人当たりの所得は200万円になります。フランスあたりですと、このくら
いの所得でも税金がかかりますが、所得税は累進ですからものすごく少額です。
例えば一千万円の税率がなんだかんだで30%あるとして、仮に200万円の
人の税率が5%としましょう。そうすると、さっきの一人当たりの所得税額は
200万円×5%で10万円ですよね。五人家族ですから、この一人当たり
10万円の税額を5倍します。これが「n乗」です。つまり同じ1000万円
の世帯所得でも日本の場合わずかな扶養控除はありますが、基本的に何人子供
がいても税額はさほど変わらず、例えばあれやこれやの実質の税率が仮に30
%なら300万円納めなくちゃいけないですよね。ところがフランス方式だと
家族が増えれば増えるほど劇的に税率と税額が下がって、さっきの例だと50
万円の納税額で済んでしまうんです。差し引き可処分所得が250万円増えれ
ば、子育てもムッチャ楽になりますし、税額を抑えるために積極的に恵まれな
い子供を養子にしようっていうモチベーションだって高まります。私はフラン
スの少子化対策で最大の切り札はこの「n分n乗」の税制だったと思います。
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